2023.06.26 【6月26日】直近のドル円上昇は、円安牽制発言により一旦停滞か
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前営業日(6月23日)の振り返り
6月23日のドル円は、前日のパウエルFRB議長の議会証言での「年内2回の利上げが適切」という発言を受け、東京時間やロンドン時間では143円を試す値動きが続きました。
NY市場が開いた後、日本時間22時45分に発表された米国PMIでは、製造業購買担当者景気指数の結果が予想を大幅に上回ったため、142.80円前後だったドル円は1円上の143.80円前後まで上昇しました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
東京市場オープン前の6月26日8時前後には、神田財務官の「為替相場は安定的に推移するのが望ましい、足元では急速で一方的と見られる、行き過ぎた値動きには適切に対応したい」といった円安牽制発言が見られ、ドル円は143.70円前後から143.30円前後まで下落しました。
今後は、直近のドル円上昇後の巻き戻しや円安牽制発言といった円高に傾斜する値動きには注意が必要です。
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