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2023.06.23 【6月23日】ドル円は143円に到達するが、その後一服か

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前営業日(6月22日)の振り返り

ドル円は142円前後で膠着状態にありましたが、前週分失業保険継続受給者数の結果を受け142円を突破しました。日本時間23時に行われた議会証言でパウエルFRB議長は、「年内2回の利上げが適切」と発言し、これを受けてドル円は143円まで上昇しました。政府・日銀の為替介入が警戒される中、NY市場引け間際には143円20銭前後をつけ、その日の最高値を更新しました。

東京市場の振り返りと今後の見通し

6月23日午前の東京市場は、日経平均が約1.5%下落した影響で円高に傾斜し、ドル円は143円から142円80銭前後まで下落しました。しかし前日の経済指標や要人発言が与えた影響は大きく、そこからドル円は143円まで戻し、まだ強いところを見せました。

本日はアメリカのPMIが控えており、その指標結果によってドル円が143円を維持できるかに注目です。

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