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2023.03.23 【3月23日】FOMCを契機にドル円は下落を開始、節目価格130円目指すか

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昨日22日のドル円日足は、上下にヒゲがある実体の長い陰線を形成。注目されたFOMCでは、市場予想通り0.25%の利上げが発表。しかし、FRBパウエル議長の発言がハト派と捉えられるなどして、ドル円は下落が急速に進みました。131.00円まで下落したものの、最終的に131.34円で取引を終えています。

本日23日はFOMC後にスタートした下落が継続か。昨日は米長期金利やドルインデックスも下落しており、ドル安圧力が高まっています。ドル円は20日の安値130.53円でサポートされる可能性もありますが、同水準を割れると節目130.00円を目指す展開が予想されます。

ただし昨日の下落で、ドル円は昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の133.0円付近を完全に割れました。よって、起点の1月安値(127.21円)を目指す状態であり、下落は130.00円では止まらない可能性もあります。

FOMCを契機に進んだドル円下落の流れがどこまで続くのか、という点が本日の注目ポイントになりそうです。

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