2023.03.22 【3月22日】環境急変後のFOMC、様子見として次のトレンド方向の確認を推奨
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昨日21日のドル円日足は実体の長い陽線を形成。実体の長い陽線は14日以来となりました。祝日の東京時間の値動きは停滞したものの、ロンドン時間から上昇を開始。NY時間も若干の上昇を見せて、最終的に132.42円で取引を終えました。
昨日は、先週から続いたリスク回避の円買いが巻き戻されるとともに、米株式市場もダウ平均が+300ドル以上の上昇を見せてリスクオンに。ただしドルインデックスは下落しており、円がドル以上に売られた結果のドル円上昇となりました。
本日22日は、FOMC及びFRBパウエル議長の会見が予定されています。これまでは利上げを織り込む流れでしたが、クレディ・スイス問題などで利上げ見送り論が急浮上しています。本日の為替市場は、FOMCでの利上げの有無及びパウエル議長の発言次第です。
シリコンバレー銀行の経営破綻、そしてUBSによるクレディ・スイス買収など、FOMC前に環境が急変しています。よって利上げの有無など読みにくい状態であり、FOMC後に大きな為替変動が生じる可能性もあります。FOMCの結果を受けた後、次のトレンド方向の確認をするのがベターといえそうです。
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