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2023.03.20 【3月20日】UBSによるクレディ・スイス買収発表はあったが、リスク回避の円買い続く可能性も

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前取引日17日のドル円日足は実体の長い陰線を形成して下落。133.56円で取引を開始したものの、131.82円で取引を終えました。また安値は131.55円であり、週の安値を更新。欧米発の金融不安で金曜日ながら、リスク回避の円買いが急速に進みました。

本日20日の東京時間スタート前までに、UBSによるクレディ・スイスの買収が発表され、金融不安に対して一定の歯止めが掛けられる形となりました。同発表を受けて東京時間のドル円は上昇で取引を開始。しかし、東京時間はほぼ往って来いとなっています。

UBSのクレディ・スイス買収発表で、先週進んだリスク回避の円買いの巻き戻しが生じる可能性があります。その場合、昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の133.0円付近を回復できるかが注目点です。

ただし一筋縄ではいかない可能性も残ります。実際に本日15時過ぎから円買いが進み、ドル円は131円台前半に入りました。

UBSによるクレディ・スイス買収の発表というイベントを契機に、本日のロンドン時間以降にリスク回避の円買いの流れが変わるか注目されます。

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