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2023.03.17 【3月17日】値動きはあるもフィボナッチ・リトレースメント23.6%がサポート、金曜日でもあり小動きか

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昨日16日のドル円日足は下ヒゲの長い陽線を形成。東京時間とロンドン時間はジリ安が続き、NY時間前半に安値131.71円に到達しました。その後の反発で、最終的に133.58円で取引を終えました。2日続けて一日の値幅が2円を超えており、ボラティリティの高い状態が続いています。

本日17日のドル円は、小動きで昨日NY時間の上昇を維持する動きか。欧米の金融機関の経営悪化問題は継続しているものの、各支援策も発表され金融市場の関心は薄まりつつあります。実際、昨日16日の米株式市場は大幅高となりリスクオン傾向です。

ただし本日は金曜日であり、今週の為替市場で急速に進んだリスク回避の円高を一気に巻き戻すには、材料及び時間不足の可能性があります。

ドル円は昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の133.0円付近で、日足のローソク足の実体がサポートされる状態が続いています。

本日もドル円はリトレースメント23.6%に支えられる形で取引を終えるのか、という点が注目されます。

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