2023.03.15 【3月15日】昨日14日のドル円は反発だが、リスク回避ムード継続で再下落の可能性も
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昨日14日のドル円日足は上ヒゲのある陽線を形成。東京時間とロンドン時間に緩やかな上昇を見せました。NY時間は上昇したものの往って来いとなり、134.23円で取引を終えています。注目された米・2月消費者物価指数(CPI)を受けた値動きは一時的で、相場に対する影響は限定的となりました。
昨日のドル円は上昇したものの、シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を契機に生じたリスク回避ムードは継続中です。昨日の上昇は、一時的な動きに留まる可能性も否定できません。なお、東京時間は上昇しています。
本日再び下落に転じ、昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の133.0円付近を割れると、下落が加速する可能性があります。一方で続伸した場合は、リトレースメント38.2%の136.7円付近に向かうと予想されます。
ドル円は200EMA(200日移動平均線)近くにも位置しており、次の値動きに向けた節目を迎えている状態です。
SVB破綻によるリスク回避ムードが続くなかで、本日のドル円は再び下落に転じるのか、という点が注目されます。
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