2023.03.13 【3月13日】シリコンバレー銀行の経営破綻で為替市場は若干の混乱、明日の米・2月CPIもあり様子見も選択肢
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前取引日10日のドル円日足は上下にヒゲのある陰線を形成して下落。米雇用統計発表までジリ高が続いたものの、米雇用統計発表を契機に大きく下落。安値134.11円まで下落しました。ただし最終的には反発して、135.06円で取引を終えています。
強気一辺倒ではない強弱入り混じった米雇用統計の数字に加え、シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻により、10日のNY時間はそれまでの利上げムードに変化が発生。
先週7日のFRBパウエル議長の議会証言を期に生じた利上げムードが巻き戻され、ドル円は下落。本日13日の東京時間もドル円は下落でスタートして、一時133.53円まで下落しました。
SVBの経営破綻に対し金融当局は迅速な対応を行っており、直接的な金融危機には至らないと予想されます。しかし米雇用統計の結果もあり、市場のムードは大きく変化しました。
本日はリスク回避の円買いやドル売りが見込まれるものの、為替市場は若干の混乱状態にあります。明日14日に米・2月CPIも控えており、本日は様子見スタンスも有効となりそうです。
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