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2023.03.10 【3月10日】米雇用統計発表日、注目度は上昇も様子見を推奨

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昨日9日のドル円日足は長い陰線を形成して下落。137.34円で取引をスタートした後、東京・ロンドン時間は下落が継続。NY時間も回復せず、ほぼ横ばいでの推移に。ただし安値135.93円まで下落したものの、終値は136.11円となり136円台を回復して取引を終えています。

ドル円は、昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント38.2%(136.7円付近)を超えつつありました。しかし、昨日の下落で再びリトレースメント38.2%を割れ、2月後半からのリトレースメント38.2%の攻防が再開されることに。

本日10日は米・雇用統計の発表日であり、為替市場は雇用統計次第の状態です。FRBパウエル議長は再三、雇用データを重視と表明しており、また利上げ継続ムードも高まる中で、本日の雇用統計への注目度は上がっています。

今後の利上げも左右する可能性がある本日の雇用統計ですが、注目度が高く上下いずれも大きな値動きが予想されます。いつも以上に様子見スタンスが推奨されることになりそうです。

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