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2023.03.03 【3月3日】ドル円は137円タッチもフィボナッチ・リトレースメント38.2%の攻防継続、次のトレンド待ちに

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昨日2日のドル円日足は上ヒゲの長い陽線を形成。高値137.09円となり、137円台に到達し年初来高値を更新しました。ただし137円台は維持できず、136.75円で取引を終了。137円台からの売り圧力に押される形となりました。

ドル円は昨日137円台に到達したものの、昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント38.2%(136.7円付近)の攻防が継続中です。昨日の終値(136.75円)はまさにリトレースメント38.2%に重なる水準です。

周辺市場を見ると、昨日は米長期金利が上昇し米10年債は4%を回復して取引を終了。またドルインデックスも上昇しました。しかしドル円の上昇は限定的であり、137円台からの下落圧力も強いと考えられます。

ドル円は引き続き、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の攻防が上下どちらに決着するかが注目点です。ただし来週10日に米雇用統計が控えており、レンジが続く可能性もあります。次のトレンドの確定待ちとなりそうです。

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