2023.03.02 【3月2日】米長期金利の上昇を受けドル円はフィボナッチ・リトレースメント38.2%のブレイクも
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昨日1日のドル円日足は下ヒゲが長く実体の殆どない陽線を形成。東京時間は136円台前半で推移した後、ロンドン時間に135.25円まで下落しました。しかし、"往って来い"でNY時間前半には136円台前半まで戻し、最終的に136.21円で取引を終えました。
昨日のドル円の方向感は出ませんでしたが、米長期金利は上昇。米10年債金利は、昨年11月以来となる4%台を一時的に回復しています。よって、ドル円は上昇圧力を受けながら、昨年10月高値(151.94円)と1月安値(127.21円)間のフィボナッチ・リトレースメント38.2%(136.7円付近)に頭を抑えられている状態です。既に136.7円付近はタッチ済みですが、ブレイクには至っていません。
本日のドル円は米長期金利の上昇を背景に、リトレースメント38.2%をブレイクできるかがポイントです。しかし、リトレースメント38.2%タッチ後は大きく反転することも多く、下落が進む可能性も否定できません。
ドル円は二日間小動きが続いており、次の大きな値動きが上下どちらに生じるのか、その方向性が注目されます。
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