2023.02.22 【2月22日】米長期金利の上昇を背景にドル円は高値更新を継続か
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昨日21日のドル円日足は陽線を形成し、先週17日に更新した年初来高値を再度更新(135.22円)。ただし高値更新後に反落し、最終的に135.01円で取引を終えました。終値ベースでの年初来高値を大きく更新しており、また200EMA(移動平均線)から上放れする値動きを見せつつあります。
本日22日も上昇は継続か。昨日21日は米長期金利が大きく上昇しており、米10年債は4%目前の水準に。ドル円は終値ベースでの年初来高値は大きく上回ったものの、取引時間ベースでは年初来高値はわずかに上回ったのみです。
ドル円が本日以降も上昇の場合、昨年10月高値と本年1月安値の間に引いたフィボナッチ・リトレースメント38.2%のある136.7円付近が目標値となります。
ただし金融市場全体としては、昨日の米株式市場の急落やVIX指数の急騰があり、これまでの相場状況に変化の兆しも。東京時間前半には、ドル円は一時134円台半ばまで下落しています。
ドル円は米長期金利高を背景に高値更新が続く可能性はあるものの、米株式市場の変調などの影響に留意する必要がありそうです。
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