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2023.02.10 【2月10日】ドル円は7日の急落に対する戻しが二日継続、週末でイベントもなくジリ高続くか

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昨日のドル円日足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成。二日続伸となりましたが、二日ともに小幅高に留まっています。東京時間からNY時間始めにかけて下落したものの、発表された米・雇用指標を契機にドル高が進み、ほぼ往って来いの状態となり131.55円で取引を終えました。

ドル円の昨日までの二日続伸は、2円以上下落した7日の大幅安を取り戻す値動きです。昨日は米長期金利も大きな上昇を見せており、3.6%台前半にあった米10年債金利は3.6%台後半まで伸長しました。しかしこれまでの高値圏は超えておらず、米長期金利は頭を抑えられた状態です。

また底値圏から上昇したドルインデックスも、上昇後は頭を抑えられた状態で伸びが見られません。

既に金融市場は、来週14日の米・1月消費者物価指数(CPI)待ちです。来週の米CPI待ちを背景に、本日は金曜日かつ大きなイベントもないため、一昨日からのジリ高の継続なるか注目されます。

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