2023.01.25 【1月25日】方向感ない取引続くが周辺市場はドル円の下落を示唆
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昨日24日のドル円日足は実体の短い陰線を形成。東京時間からロンドン時間にかけてジリ安が続いたものの、米・1月PMIの発表を契機に上昇し131円台に到達しました。しかし早期に値を戻し、最終的に130.15円で取引を終了。東京時間後半に一時129円台にも入っており、130円台を中心に方向感のない一日となりました。
本日25日も中国の春節のなか、130円台で方向感のない取引継続の可能性が高い状態です。ただし昨日は米長期金利が下落しており、米10年債金利が節目3.5%を割れて3.4%台に。一昨日の上昇以上の下落を見せました。また金価格(ドル建て)も上昇して高値を更新。ドル円には周辺市場からの下落圧力が存在しています。
本日は、東京時間にユーロドルとドル円のジリ高が同時に進行しました。ユーロ買いを背景とするユーロドル高ですが、逆相関のパターンが多い両者は、ロンドン時間以降どちらかに反転の可能性があります。
春節で方向感のない取引が続くものの、周辺市場の状況からドル円は、下落視線での対応が迫られることになりそうです。
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