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2022.12.29 【12月29日】中国のゼロコロナ政策撤廃を受けてリスク回避の円買いへ

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昨日28日のドル円日足は長めの陽線を形成。1日の値幅が1円を超え、また4営業日続けての上昇となりました。20日の急落後の巻き戻しが、休み明けの欧米勢の市場復帰後も続き134.45円で取引を終了。135円が意識されつつあります。

本日29日のドル円は東京時間から下落が進展。昼の時点で約1円の下落を見せて、133円台半ばの水準に。ドル円急落の背景は株式市場の下落です。昨日の米株式市場の下落を受け、日本市場も下落が進み、リスク回避が進みました。

日米株式市場の下落は、中国のゼロコロナ政策撤廃が契機となっています。中長期的な世界経済の回復期待と短期的なコロナ拡大リスクがせめぎ合う中で、昨日晩から短期視点でのリスク回避が進むことに。そして本日東京時間は、為替市場でリスク回避の円高が進みました。

急浮上した中国のゼロコロナ政策撤廃を金融市場がどのように織り込んでいくのか、米長期金利に加え株式市場の動向も踏まえた上での判断が必要となりそうです。

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