2022.12.15 【12月15日】FOMC後にトレンドが出るには至らず、直近安値を割れたドルインデックスの動向に注目
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昨日14日のドル円日足は、実体が短く下ヒゲの長い陰線を形成。日本時間15日早朝の、FOMC後のパウエルFRB議長の記者会見待ちとなりましたが、トレンドは生じませんでした。最終的に135.48円で取引を終えています。FOMCは来年の利下げは織り込まずタカ派的な見通しが示されました。
しかしパウエル議長はタカ派的な発言を行わず、全体としてバランスの取れた内容に。その結果、ドル円は短時間に上下に動くのみに留まりました。
ただしFOMC後に、ドルの他通貨に対する相対的な強さを表すドルインデックスが直近安値を下方ブレイク。新たな下落トレンド入りが示唆されています。
年末相場でダマシの懸念もありますが、このままドルインデックスが下落すれば、ドル円は直近安値133.61円を割れる値動きが生じる可能性もあります。
現在のドル円は、200EMA(200日移動平均線)がサポート中です。ドルインデックスの動向とともに、ドル円が対200EMA付近でどのような値動きを見せるのか、という点も注目されます。
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