2022.11.29 【11月29日】レンジ続くドル円だが中国のゼロコロナ政策反対デモが円買いの契機となる可能性も
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昨日28日のドル円は東京時間に大きく下落。しかしロンドン時間から"往って来い"となり、日足は若干の陰線となったものの、下ヒゲが長くなり138.92円で取引を終えました。
足元のドル円は、米長期金利の動向に大きな影響を受けています。昨日も東京時間に米長期金利は下落しましたが、ロンドン時間以降に上昇。米長期金利もドル円と同様に"往って来い"となりました。
本日29日も米長期金利の動向に注意が必要です。ドル円も米長期金利も直近の安値水準は更新(137.49円)しており、徐々に下落が進みつつあります。
ただし、ゼロコロナ政策に対する反対デモが中国各地で発生しており、新しいリスク要因として急浮上しています。同デモが拡大すれば、地政学リスク及び中国の経済リスクの高まりを背景に、リスク回避の円買いが進み、ドル円は138~140円台のレンジ下抜けの可能性があります。
新たに浮上した中国リスクはどの程度為替市場に影響を与えるか、デモの行方と共に注目されます。
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