2022.11.28 【11月28日】米10年債金利が徐々に低下、ドル円のレンジ下割れのタイミングが注目される
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前取引日25日のドル円は若干の上昇を見せて日足は陽線を形成。米株式市場などが短縮取引となり、金融市場は休みムードの中で、ドル円は約1.2円の値動きを見せました。ただし138~139円台のレンジを脱する値動きには至っていません。
実質的には米感謝祭明け最初の取引日となる本日28日ですが、今週は12月2日が米雇用統計の発表日という点にも留意が必要です。
本日は東京時間から米10年債金利が下落しています。ドルの値動きに大きな影響を与える米10年債金利は、11月16日以降3.7%台でサポートされていました。しかし24日に3.6%台に突入した後、徐々に下落しつつあります。
ただしドル円は138~139円台のレンジの中にあり、また15日の安値137.65円にサポートされる状態です。本レンジをどのような形でいつ突破するかが、今週の見所となります。
ドル円はWトップパターン形成による反発の可能性も踏まえながら、連動傾向にある米10年債金利の行方に逆らわない取引が必要になりそうです。
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