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2022.10.27 【10月27日】米長期金利の下落とともにドル円も下落、米10年債金利の4.0%を巡る攻防に注目

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昨日26日のドル円は約2円の円高が進みました。昨日はカナダ銀行が、市場予想の0.75%を下回る0.5%の利上げを発表。主要国ではオーストラリアに次いで市場予想を下回る利下げとしたことで、利上げの2番手集団に位置する米国について、今後の利上げのピークアウト観測が台頭。米国の利上げのピークアウトを織り込む形で、米長期金利が下落し米ドルそしてドル円も下落しました。

今後のドル円の行方を占うのは米10年債金利の行方といえます。米10年債金利は、4.0%を前後する状態が9月後半から継続中です。

4.0%を大きく超えるとドル円は上昇しますが、昨日は一時的に3.9%台に突入しました。最終的に4.0%台で取引を終えましたが、今後本格的に4.0%台を割れると、ドル円の下落は加速する可能性もあります。

本日27日のドル円は146円台半ばで取引を開始しましたが、東京時間後半には一時145円台前半まで下落が進みました。ドル円の東京時間からの下落はロンドン時間以降も続くのか、米長期金利(10年債金利)の動向に充分な注意が必要といえるでしょう。

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