2022.10.25 【10月25日】ドル円は介入効果で横ばいの展開だが、米国が介入に対し不信感を抱いている可能性が浮上
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昨日24日8時半過ぎの日本政府・日銀の為替介入と見られる動きの後、ドル円は148~149円台の狭い値幅の動きが継続中です。21日晩や24日午前とは一転し、介入への警戒もあり静かな値動きを見せています。
ここから先は次の値動き待ちです。その中で21日と24日の日本政府・日銀の為替介入について、米国のイエレン財務長官が、聞いていない、と発言したと報じられています。
イエレン財務長官の発言意図は分からないものの、日本側の単独介入が米国の機嫌を損ねている場合、今後更にドル高・円安が進む可能性があります。
介入である程度ドル円の上値を抑えた形とした日本政府ですが、後門の虎ともいうべき米国が不信感を抱いている場合、当面介入は封じられます。よって、投機筋などに足元を見られて円安加速の可能性が否定できません。
今後の値動きを探るために、今回の日本側の介入について米国がどのように見ているか、報道への注意が必要といえるでしょう。
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