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2026.03.16 NEW

FXON流 マーケット分析(3/9~3/15)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の為替市場は、依然として不穏な中東情勢を背景に原油価格の急騰と急落に連動する形で大きく動きました。ドル円は一時157円台前半まで下落しましたが、159円台後半まで上昇。ユーロドルは1.142台まで押され、ポンドドルも週末に1.321台まで下落しました。

3月9日(月)

イランの新最高指導者モジタバ師の選出が報じられ、中東情勢の長期化懸念が意識されました。ドル円は158.90円をつけましたが、G7が石油備蓄放出協議を行うと報道されてNY原油が急落してドル安へ。

その後、トランプ大統領の「イラン戦争はほぼ完全に終結している」との発言を受けて157.61円まで下げました。ユーロドルは1.163台まで上昇し、ポンドドルも1.344台まで上昇しました。

3月10日(火)

ホルムズ海峡をめぐる情報が錯綜し、「米海軍が石油タンカーを護衛した」とするSNSの投稿で原油が急落し、ドル円も157.40円付近まで下落。ところが投稿は数分後に削除されて急速に買い戻され、ドル円も158.13円まで上昇しました。

ユーロドルは1.166台まで上昇すると反落し、ポンドドルは1.348台で上昇が止まり、1.341台まで押し戻されました。

3月11日(水)

この日はロンドン市場以降、ECB高官がインフレリスクと利上げの可能性に言及したことでリスク回避の空気が強まり、ドル円は158.97円まで上値を伸ばしました。ユーロドルは1.156台まで下落し、ポンドドルは1.34を割り込みました。

3月12日(木)

ホルムズ海峡を通過しようとした貨物船への攻撃報道や、同海峡に機雷が設置されたとの情報が伝わり、地政学リスクの高まりからドル全面高となる一日でした。ドル円は159.43円まで上昇し、ユーロドルは1.150付近まで下落。ポンドドルは1.333台まで下げる展開となりました。

3月13日(金)

トランプ大統領とモジタバ最高指導者が共に強硬姿勢を示しており、有事のドル買いが続きました。ドル円は年初来高値を超えて159.74円をつけ、ユーロドルは1.141台まで、ポンドドルは1.322まで下落して、週の取引を終えています。

ボラティリティ分析

先週1週間について、ボラティリティの観点からも振り返ります。

先週のドル円のボラティリティは週の後半にかけて減少していきました。イラン情勢を懸念してリスクオフの様子です。

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なお、先週1週間の24時間平均ボラティリティは以下の通りで、主要FX通貨ペアは落ちついた値動きでした。ゴールドは高いボラティリティを維持しています。

  • ドル円:83.2 pips
  • ユーロドル:79.8 pips
  • ポンドドル:89.3 pips
  • Gold:1,063.1 pips
  • Bitcoin:28,897.5 pips

今週の主要な経済指標、要人発言

3月18日(水)

  • 19:00 ユーロ 2月消費者物価指数(HICP、改定値)
  • 19:00 ユーロ 2月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)
  • 27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
  • 27:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

3月19日(木)

  • 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
  • 15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
  • 21:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
  • 21:00 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
  • 22:15 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
  • 22:45 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
  • 23:00 米国 1月新築住宅販売件数

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

中東情勢の不透明感から原油相場が高騰し、ドル買いに繋がる状況が続いています。ドル円は大きな節目となる160円が近づいており、介入を警戒してドル買いは一服する可能性があります。17~18日のFOMCでは政策金利は据え置きになると見られています。

ドル円の日足を分析します。

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四日連続で陽線になっており、下ヒゲも伸びていることから買い圧力の高さが見て取れます。上目線で良さそうですが、目先の上値ターゲットである160円に到達すると、一度大きく下げる展開があるかもしれません。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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四週連続で陽線をつけており、+2σを実体で上抜けています。バンド内に回帰する動きが出るかもしれませんが、目先は160円を上抜けて伸びるか跳ね返されるかが注目されます。

ユーロドル(EURUSD)

米国・イスラエルとイランの戦闘が長期化するとの見方から、原油価格に影響されてユーロ売りが強まっています。19日のECB理事会では政策金利が据え置きの見込みですが、原油高の招くインフレ進行を警戒し、将来的に引き締める方向にシフトする可能性もあります。

ユーロドルの日足を分析します。

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陰線が続いており、下落の勢いが強まっています。バンド内に戻ってくる可能性がありますが、1.1667を上抜けない限りは下目線継続で良さそうです。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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1.15を割り込み、週足では2025年7月安値の1.1391付近の水準が次の下値ターゲットとして意識される局面です。そこを下抜けると、1.10に迫っていく展開もありえます。

ポンドドル(GBPUSD)

英中央銀行の政策金利は据え置きになると見られており、原油価格の急騰が英国経済への打撃になる可能性から、将来的に利上げに転じる見方は後退しています。有事のドル高に牽引される週となりそうです。

それでは、ポンドドルの日足を分析します。

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下落のバンドウォークが続いており、-2σを実体で下に抜けました。一時的にバンド内へ戻る動きが期待され、戻り売りが有効な局面と見られます。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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長い上ヒゲをつけた陰線になっており、売り圧力が強まっているのが見て取れます。-2σのやや外側に1.30の節目があり、その水準が下値追いのターゲットになりそうです。

【重要】サービス一時休止と移行スケジュールのご案内

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