前日のドル円は、寄り付き直後は下落傾向でしたが、午前10時ごろに144.73円の安値をつけると上昇に転じ、午後8時ごろに145.76円の高値をつけました。そこで上げ止まるも145円台前半は維持し、一日の取引を145.36円で終えています。

本日のドル円は、米国がイランを攻撃するか否か2週間以内に決定すると発表され、リスク回避的なドル買いの巻き戻しが入っています。午前7時30分過ぎに145.56円の高値をつけてからは、145円台前半でもみ合っています。

ドル円の1時間足チャート（6月20日 午後1時0分時点）を見ると、上昇が一服し、上値が重くなってきている局面です。ミドルラインが水平になって方向感は見えにくく、144.32円を下抜けると、下落基調が強くなりそうです。

（期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示）

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

• 21:30 米国 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
• 23:00 米国 5月景気先行指標総合指数