前日のドル円は、151.20円の安値を午後6時台につけてから、日付が変わった午前1時前に151.60円まで上昇したものの、一日を通して値動きに勢いはありませんでした。

3月消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）は、予想107.0に対して、結果104.7と、予想を下回る数値が出ました。

本日のドル円は150.51円で寄り付きしばらくは流れがありませんでしたが、10時台から急上昇が始まり、11時30分過ぎには151.96円と直近の最高値を少し更新しました。しかしそこからは逆V字に反落しています。

ドル円の1時間足チャート（3月27日 13時55分時点）を見ると、午前中の急上昇でボリンジャーバンドの+2σを突き抜けていることが確認できます。すぐに+1σ付近まで戻ったものの、ミドルラインは右上がりになっています。

（期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示）

本日は影響が大きい経済指標や要人発言は予定されていません。市場では、金曜日の個人消費支出（PCE）の様子を見ようという雰囲気が強まっていく可能性も考えられます。