前日のドル円は高値、安値ともに切り上げる上昇トレンドでした。22時30分に発表された小売売上高は市場予想よりも結果が良く、ドル円を大きく押し上げました。25時前には148.52円の高値をつけています。

また、CMEのFedWatch ツールによれば、3月の金利据え置き確率は39％まで上昇しています。年末時点では、かなりの確率で3月に最初の利下げが行われる予想でしたが、情勢は既に大きく変化しています。もう一度150円を目指す可能性は十分あると思っていた方が良いでしょう。

前日の反動か、今日のドル円は朝から下を目指しており、14時過ぎには147.86円の安値をつけています。

このあとの22時30分には、住宅着工件数、建設許可件数、新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数といった中堅どころの経済指標が控えています。これらの結果にサプライズがなければ、調整の動きになるケースも想定されます。