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2023.10.10 【10月10日】中東情勢による下落は限定的で、ドル円は一定速度で上昇中

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前営業日(10月9日)の振り返り

10月9日は日米ともに休場だったため、東京時間はほとんど値動きしませんでしたが、22時台に下落を開始。148.43円の安値をつけました。

これにはイスラエル情勢の影響があると思われます。武力衝突の規模が拡大しており、リスクオフの動きになっていると見ていいでしょう。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日はゴトー日で、ドル円は9時台に148.16円の安値をつけてからは仲値の時間を超えても上昇を続けており、15時過ぎには149円手前まで達しています。

この後にも注目度が高い経済指標や要人発言はなく、中東から届くニュースによって相場が右往左往するケースが考えられます。

現在のドル円上昇の土台にある日米金利差が縮まる兆しがなければ、基本的にドル高になる傾向は続くと思われます。そういった意味で、今週木曜のCPIは注目度が高いといえるでしょう。

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