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約定時間計測インジケータは、過去の取引で約定にかかった時間を取引履歴から集計し、その平均を算出して表示するインジケータです。利用しているブローカーで注文を出してから、約定されるまでに必要な時間を把握することが容易になります。
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約定時間計測インジケータでは、成行注文と指値注文それぞれで平均の約定時間が確認できるため、利用するFXブローカーの約定力を評価することにご活用いただけます。スプレッドの広がりやスリッページと併せて確認することで、より正確に評価することも可能です。
ただし、基本的にFXブローカーでは複数の取引サーバーが用意されているため、利用する予定のサーバー以外で約定時間計測インジケータを稼働させると、正確なデータが得られない場合もありますのでご注意ください。
銘柄やマジックナンバーを絞って約定時間を計測できるため、約定に時間がかかりやすい銘柄やEAを洗い出すことができます。取引の戦略を変更したり、EAの設定を調整したりするなど、取引のパフォーマンスを改善する切っ掛けになるでしょう。
約定時間計測インジケータで計測された約定時間の詳細は、出力されたCSVファイルで確認できます。過去に行った取引の約定へ要した時間から、取引パフォーマンスなどを分析する際にお役立てください。
CSVファイルの確認方法は以下の通りです。
MT4/MT5上部にあるメニューバーから「ファイル」をクリックし、「データフォルダを開く」を選択します。
データフォルダを開いたら、「MQL5(MT4の場合はMQL4)」フォルダをダブルクリックで開きます。
MQL5(MT4の場合はMQL4)フォルダの中にある、「Files」フォルダをダブルクリックで開きます。
「EMT」フォルダを開きます。
「EMT」フォルダ内に、日付別で約定時間を記録したCSVファイルが保存されています。確認したいCSVファイルをダブルクリックしてください。
CSVファイルでは、以下のようにデータが記録されています。
約定時間計測インジケータ(日本語版)は、本ページの手順でダウンロード・インストールすることでご利用いただけます。
次のボタンをクリックし、MT4版もしくはMT5版のインジケータをダウンロードします。
MT4/MT5上部にあるメニューバーから「ファイル」をクリックし、「データフォルダを開く」を選択します。
データフォルダを開いたら、「MQL5(MT4の場合はMQL4)」フォルダをダブルクリックで開きます。
MQL5(MT4の場合はMQL4)フォルダの中にある「Indicators」フォルダをダブルクリックで開きます。
「Indicators」フォルダ内に、「約定時間計測インジケータ」を保存します。
MT4/MT5の画面に戻り、「ナビゲータ」の「指標」(MT4の場合はインディケータ)にカーソルを合わせて右クリックし、表示されるメニューから「更新」を選択してください。
ナビゲータ欄から、「指標」(MT4の場合は「インディケータ」)の左側にある「+」マークをクリックし、「約定時間計測インジケータ」を探して、ダブルクリックまたはドラッグ&ドロップでチャートに適用します。
約定時間計測インジケータの設定画面が表示されます。「設定方法」ページを参考に「インプット」(MT4の場合はパラメータの入力)タブ内で詳細設定を行い、「OK」ボタンをクリックします。
約定時間計測インジケータがチャートに適用され、平均の約定時間を示すパネルが表示されます。
インジケータをチャートに適用した後、ご利用スタイルに合わせてパラメータ設定を行います。
最初は「共有」タブが表示されますので、「インプット」タブ(MT4の場合は「パラメーターの入力」)に切り替えます。
下記の通りパラメータ設定を行います。
約定時間の計算を行う日数を設定します。「7」と入力した場合、過去7日間分の取引で約定までにかかった時間をもとに、平均約定時間が表示されます。
インジケータを適用したチャートの銘柄に絞って、約定時間の計算を行うかどうかを「ON」「OFF」で設定します。OFFにすると、銘柄を絞らずに約定時間を計算します。
ここで指定したマジックナンバーの取引に絞って、約定時間の計算を行います。マイナス値を入力した場合は、マジックナンバーでの絞り込みを行いません。
入力された数字に応じて、約定時間計測インジケータのパネル上側に余白が設けられます。数字を大きくすると下方向に、数字を小さくすると上方向に移動します。
余白が不要であれば「0」を入力してください。「0」を入力した場合でも、ワンクリックトレードのパネルを表示した場合は、その分だけ下方向に移動します。
約定時間計測インジケータは約定時間を算出するために、適用されたチャートのリロードを行うことがあります。チャートがリロードされると、適用している他のインジケータやEAは、正しく動作しなくなる可能性があるため注意してください。
影響を防ぎたい場合は、約定時間計測インジケータを適用したチャートには、他のインジケータやEAを設定しないようにすると確実です。