カスタマイズ型サインインジケータ


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カスタマイズ型サインインジケータは、複数のテクニカル指標を組み合わせ、独自のルールで売買サインが出せるインジケータです。通常であればプログラミングが必要になるカスタマイズも、パラメータ設定画面から条件を入力するだけで実現できます。
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利用シーン
独自のルールで売買サインを表示
例えば、「移動平均線が上向きで、かつ、ストキャスティクスのメインラインが20を下回ったならば買いサインを表示」など、10種類のテクニカル指標を自在に組み合わせ、サインを表示させることができます。トレンドフォローや逆張り、ボラティリティー重視など、様々な取引スタイルに合わせたサインが感覚的に作り出せます。

過去のチャートと戦略を照らし合わせた分析に
新しく思いついた取引アイデアを実践する前に、まずはカスタマイズ型サインインジケータで売買サインを表示させ、過去のチャートを見ながら戦略の有効性や安定性を探るという使い方も可能です。このプロセスにより取引戦略の傾向を把握し、ブラッシュアップすることもできます。

テクニカル指標の通知代わりに
カスタマイズ型サインインジケータの通知機能を利用し、テクニカル指標の値が一定水準に達した際、アラートを発出させるといった利用方法もあります。例えば、RSIが70を超えたら通知されるよう設定し、エントリーのタイミングを探り始めるきっかけにできます。

カスタマイズ型サインインジケータを使えば、テクニカル分析の知識があれば、多彩な組み合わせやロジックを試すことが可能です。自分ならではの手法の検証に是非お役立てください。
インストール方法
カスタマイズ型サインインジケータは(日本語版)は、本ページの手順でダウンロード・インストールすることでご利用いただけます。
手順1
次のボタンをクリックし、MT4版もしくはMT5版のインジケータをダウンロードします。
手順2
MT4/MT5上部にあるメニューバーから「ファイル」をクリックし、「データフォルダを開く」を選択します。

手順3
データフォルダを開いたら、「MQL5(MT4の場合はMQL4)」フォルダをダブルクリックで開きます。

手順4
MQL5(MT4の場合はMQL4)フォルダの中にある、「Indicators」フォルダをダブルクリックで開きます。

手順5
「Indicators」フォルダ内に、「カスタマイズ型サインインジケータ」を保存します。

手順6
MT4/MT5の画面に戻り、「ナビゲータ」の「指標」(MT4の場合はインディケータ)にカーソルを合わせて右クリックし、表示されるメニューから「更新」を選択してください。

手順7
ナビゲータ欄から、「指標」(MT4の場合は「インディケータ」)の左側にある「+」マークをクリックし、「カスタマイズ型サインインジケータ」を探して、ダブルクリックまたはドラッグ&ドロップでチャートに適用します。

手順8
カスタマイズ型サインインジケータの設定画面が表示されます。「設定方法」ページを参考に「インプット」(MT4の場合はパラメータの入力)タブで詳細設定を行い、「OK」ボタンをクリックします。

手順9
カスタマイズ型サインインジケータがチャートに適用され、設定した条件に応じて売買サインが表示されます。

設定方法
インジケータをチャートに適用した後、ご利用スタイルに合わせてパラメータ設定を行います。
手順1
最初は「共有」タブが表示されますので、「インプット」タブ(MT4の場合は「パラメーターの入力」)に切り替えます。

手順2
下記の通りパラメータ設定を行います。

条件を満たした際、どちらの方向にサインを出すか「買い」「売り」 から選択します。
サイン発生の判定を行う期間を、ローソク足の本数で指定します。動作が重い場合は、期間を短くしてください。
表示するサインを、対象となる足から何ポイントだけ離れた位置に表示するかを指定します。
買いサインの場合は、指定したポイント数だけ安値から下方向へずらした位置に、売りサインの場合は、指定したポイント数だけ高値から上方向へずらした位置にサインが表示されます。
デフォルトは10ポイントです。

条件を満たした際に、「エントリー」サインと「決済」サインのどちらを出すか選択します。
設定した全ての条件式が成立したときにサインを出す場合は「AND」、設定した条件式のうち1つでも成立したときにサインを出す場合は「OR」を選択します。
サインを出す条件となる式を指定する項目です。
例えば、「テクニカル指標A」にRSIを指定して「条件式1」に「A>=70」と入力した場合(他の条件は指定なし)は、「RSIが70以上」という条件が成立した際にサインを出します。

条件式の設定で利用するテクニカル指標の種類を、下記10種類から選択できます。テクニカル指標を利用しない場合は、「なし」を選択してください。
・ADX
・ボリンジャーバンド
・移動平均線
・パラボリックSAR
・ATR
・CCI
・MACD
・モメンタム
・RSI
・ストキャスティクス
指定したテクニカル指標のパラメータを指定します。指定が必要なパラメータの数や内容は、テクニカル指標ごとに異なります。

メール通知が必要な場合は「ON」を選択します。
メール通知に記載されるメッセージを入力します。インジケータの機能には影響しませんが、どのインジケータから送られた通知かの判別に役立ちます。デフォルトのメッセージは「Customize indicator」に設定されています。
ポップアップ通知が必要な場合は「ON」を選択します。
プッシュ通知が必要な場合は「ON」を選択します。
手順3
インジケータの設定が完了したら、ツールボックス(MT4の場合は「ターミナル」)の「エキスパート」タブをクリックし、エラーが発生していないかどうかご確認ください。選択したテクニカル指標に対してパラメータが不足していると、「(テクニカル指標名)のパラメータ数が不足しています」と表示されます。
このエラーが表示された場合は、各テクニカル指標に対応したパラメータが入力されているかをご確認ください。

条件の指定方法
サインを出す条件は、下記3つの設定を組み合わせて設定します。
- 条件の組み合わせ方法(AND/OR)
- 条件式
- テクニカル指標のパラメータ設定
AND/ORの設定方法
「AND/OR」パラメータでは、設定した条件式が全て成立したときにサインを出すなら「AND」、設定した条件式が1つでも成立したときにサインを出すなら「OR」を選択します。
例えば「AND」の条件が3つ設定されていた場合は、3つの条件が全て成立しなければサインは表示されません。「OR」の条件が3つ設定されていた場合は、条件3つのうち1つでも成立すればサインが表示されます。
「OR」の条件は必ず単独で判定されるため、「AND」の条件3つ(条件1~3)と「OR」の条件2つ(条件4・5)が設定されていた場合は、下記の3パターン全てでサインが表示されます。
- 「AND」の条件3つ(条件1~3)が全て成立
- 「OR」の条件1つ(条件4)が成立
- 「OR」の条件1つ(条件5)が成立
条件式の設定方法
カスタマイズ型サインインジケータでは、「RSIが70を上回る」や「移動平均線が上向きに変わる」などの条件設定が可能です。これらの条件設定は、パラメータの「テクニカル指標設定」と「条件設定」の2つを組み合わせて行います。
「テクニカル指標設定」では、任意のテクニカル指標が算出した数値をA~Eいずれかに割り当てます。そのあと「条件設定」でそのアルファベットを使用してアルファベット同士、またはアルファベットと数値や、現在レートなどと比較する数式を入力します。
例えば「RSIが70を上回る」という条件の場合は、「テクニカル指標設定」でRSIの数値をアルファベットの「A」に割り当てる設定を行った上で、「条件設定」に「A>70」と入力します。

「移動平均線が上向きに変わる」という条件の場合は、「テクニカル指標設定」で現在足における移動平均線の数値をアルファベットの「A」、1本前の足における移動平均線の数値をアルファベットの「B」に割り当てた上で、「条件設定」に「A>B」と入力します。

「条件設定」では、下記の要素と比較条件を入力することができます。
アルファベット | 「テクニカル指標設定」で割り当てたテクニカル指標の数値を意味します。A~Eの5つのアルファベットを入力可能です。 |
数値 | 数値を直接入力できます。小数点以下も入力可能です。 |
価格レート | 「Close」「Ask」「Bid」の3種類を入力できます。 Close:終値 Ask:アスクレート Bid:ビッドレート
|
算術演算子 | 以下4種類の算術演算子を入力できます。 足し算記号:+ 引き算記号:- 掛け算記号:* 引き算記号:/ |
アルファベット | 「テクニカル指標設定」で割り当てたテクニカル指標の数値を意味します。A~Eの5つのアルファベットを入力可能です。 |
数値 | 数値を直接入力できます。小数点以下も入力可能です。 |
価格レート | 「Close」「Ask」「Bid」の3種類を入力できます。 Close:終値 Ask:アスクレート Bid:ビッドレート |
算術演算子 | 以下4種類の算術演算子を入力できます。 足し算記号:+ 引き算記号:- 掛け算記号:* 引き算記号:/
|
条件 | 例 | 意味 |
== | A==B | (AはBと)等しい |
!= | A!=B | (AはBと)等しくない |
> | A>B | (AはBより)大きい |
>= | A>=B | (AはB)以上 |
< | A<B | (AはBより) 小さい |
<= | A<=B | (AはB)以下 |
条件 | 例 | 意味 |
== | A==B | (AはBと)等しい |
!= | A!=B | (AはBと)等しくない |
> | A>B | (AはBより)大きい |
>= | A>=B | (AはB)以上 |
< | A<B | (AはBより) 小さい |
<= | A<=B | (AはB)以下 |
テクニカル指標の設定方法
テクニカル指標を設定する際は、テクニカル指標の計算対象となる期間などのパラメータ設定や、どのラインを指定するか(モード)、現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用したいか(シフト)、などの条件を入力することが必要です。
MetaTrader 4(MT4)/MetaTrader 5(MT5)のどちらで使用するかによって、必要な入力項目の数が異なりますので、個別にテクニカル指標の設定方法を確認してください。
なお、各テクニカル指標の説明で参考パラメータとして記載している数値は、MT4/MT5で各テクニカル指標を使用する際のデフォルト設定と一致しています。デフォルト設定で稼働させたい方は、コピーしてそのままお使いください。
モードとシフトの入力方法
モードは、ボリンジャーバンドのような、1つのテクニカル指標が複数のライン(アッパーライン・ミドルライン・ロワーライン)を持つ場合に使用する設定です。
「終値(Close)が+2σラインを上回った場合に売りサインを出す」という条件を設定したい場合、+2σラインはボリンジャーバンドのアッパーラインに該当するため、「ボリンジャーバンドのアッパーラインの数値を利用する」設定を行う必要があります。
MT4/MT5では3本のラインがある場合、「0」「1」「2」いずれかの番号を指定することでラインを特定します。番号は事前に決められており、ボリンジャーバンドではミドルラインが「0」、アッパーラインが「1」、ロワーラインが「2」です。

0 | ミドルライン |
1 | アッパーライン |
2 | ロワーライン |
0 | ミドルライン |
1 | アッパーライン |
2 | ロワーライン |
シフトは、現在足から見て何本前のローソク足における、テクニカル指標の数値を使用したいか指定するものです。現在足の数値を利用したい場合は「0」、現在足から1本前における数値を利用したい場合は「1」と指定し、テクニカル指標の数値を取得するローソク足が古くなるにつれて数値が大きくなります。

「移動平均線が上向き」という条件を指定したい場合は、「シフト2における移動平均線の数値よりシフト1における移動平均線の数値が高い」と条件を設定します。
1以上のシフトにおけるテクニカル指標の数値は変動しませんが、「シフト0」は現在足を意味するため、テクニカル指標の数値は変動する可能性があります。確定した数値を参照したい場合は、シフト0の使用を避けてください。
テクニカル指標設定
ADX
ADXの条件を指定する場合、MT5では5つ、MT4では6つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考パラメータ |
MT5 | 5つ | NULL, 0, 14, 0, 0 |
MT4 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考パラメータ |
MT5 | 5つ | NULL, 0, 14, 0, 0 |
MT4 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
ADXを算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
MT4でのみ入力が必要な項目です。ADXの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
3本あるADXのラインのうち、どのラインの数値を使用するかを指定します。0~2の数値のうちいずれかを入力してください。
・0:ADX
・1:+DI
・2:-DI
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT4でのみ入力が必要な項目です。
同じテクニカル指標でシフトを3つ使うサンプル設定
同じテクニカル指標で異なる3つのシフトを使用し、その値を条件として使うサンプル設定です。
ADXが直近の足(シフト1とシフト2)で上向き、かつ現在足(シフト0)が40を上回ったときに買いエントリーし、ADXが直近の足(シフト1とシフト2)で下向き、かつ現在足(シフト0)がADXが20を下回ったときに決済(イグジット)をしたい場合、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:シフト1のADX
- テクニカル指標B:シフト2のADX
- テクニカル指標C:シフト0のADX

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>B |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | C>=40 |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A<B |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | C<20 |
テクニカル指標A | ADX |
テクニカル指標A設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 1 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 1
|
テクニカル指標B | ADX |
テクニカル指標B設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 2 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 2
|
テクニカル指標C | ADX |
テクニカル指標C設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 0 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>B |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | C>=40 |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A<B |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | C<20 |
テクニカル指標A | ADX |
テクニカル指標A設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 1 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 1
|
テクニカル指標B | ADX |
テクニカル指標B設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 2 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 2
|
テクニカル指標C | ADX |
テクニカル指標C設定 | (MT4)NULL, 0, 14, 1, 0, 0 (MT5)NULL, 0, 14, 0, 0
|
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドの条件を指定する場合、MT4/MT5ともに8つの入力項目が必要です。MT4とMT5では、「偏差」と「表示移動」のパラメータの入力順序が逆になっているため注意が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 0, 0 |
MT4 | 8つ | NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 0, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 0, 0 |
MT4 | 8つ | NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 0, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
ボリンジャーバンドを算出する期間を指定します。デフォルトは「20」です。
「0」を入力してください。チャート上のボリンジャーバンドの表示を現在のローソク足から右に移動させる期間を指定するパラメータですが、主にチャート分析の際に利用する機能ですので、このEAでは利用しません。*2
ボリンジャーバンドの標準偏差を指定します。デフォルトは「2」です。*3
ボリンジャーバンドの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
3本あるボリンジャーバンドのラインのうち、どのラインの数値を使用するかを指定します。0~2の数値のうちいずれかを入力してください。
・0:ミドルライン
・1:アッパーバンド
・2:ロワーバンド
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT4の場合は「偏差」パラメータとなりますので、ボリンジャーバンドの標準偏差を入力してください。
*3MT4の場合は「表示移動」パラメータとなりますので、「0」を入力してください。MT4の場合は「表示移動」パラメータとなりますので、「0」を入力してください。
「タッチ」を判定条件に加えるサンプル設定
テクニカル指標に対して、現在価格が「タッチ」したことを判定条件に加えるサンプル設定です。
ボリンジャーバンドのミドルバンドを終値で上回ったときに買いエントリーし、現在価格が2σのアッパーバンドにタッチしたときに決済(イグジット)をしたい場合、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:ボリンジャーバンドのミドルライン
- テクニカル指標B:ボリンジャーバンドのアッパーライン

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | Close>A |
条件式2対象 | 決済 |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | Bid>=B |
テクニカル指標A | ボリンジャーバンド |
テクニカル指標A設定 | (MT4)NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 0, 0 (MT5)NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | ボリンジャーバンド |
テクニカル指標B設定 | (MT4)NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 1, 0 (MT5)NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 1, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | Close>A |
条件式2対象 | 決済 |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | Bid>=B |
テクニカル指標A | ボリンジャーバンド |
テクニカル指標A設定 | (MT4)NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 0, 0 (MT5)NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | ボリンジャーバンド |
テクニカル指標B設定 | (MT4)NULL, 0, 20, 2, 0, 1, 1, 0 (MT5)NULL, 0, 20, 0, 2, 1, 1, 0
|
移動平均線(MA)
移動平均線(MA)の条件を指定する場合、MT5では8つ、MT4では7つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 14, 0, 0, 1, 0, 0 |
MT4 | 7つ | NULL, 0, 14, 0, 0, 1, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 14, 0, 0, 1, 0, 0 |
MT4 | 7つ | NULL, 0, 14, 0, 0, 1, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
移動平均線を算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
「0」を入力してください。チャート上の移動平均線の表示を現在のローソク足から右に移動させる期間を指定するパラメータですが、主にチャート分析の際に利用する機能ですので、このEAでは利用しません。
移動平均線の種類を以下から指定します。
0:単純移動平均線
1:指数平滑移動平均線
2:平滑移動平均線
3:線形加重移動平均線
移動平均線の計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
移動平均線はラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
テクニカル指標の向きで判定を行うサンプル設定
あるテクニカル指標が上向き、または下向きになったことを判定条件に加えるサンプル設定です。
期間240の移動平均線を終値で上回り、かつ直近の移動平均線が上向きのときに買いエントリーをし、期間240の移動平均線を終値で下回り、かつ直近の移動平均線が下向きのときに決済(イグジット)をしたい場合、以下のような設定を行います。なお、直近の移動平均線の向きを判定するには、シフト1とシフト5を比較します。
- テクニカル指標A:シフト0の移動平均線
- テクニカル指標B:シフト1の移動平均線
- テクニカル指標C:シフト5の移動平均線

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | Close>A |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A>=Close |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | B<C |
テクニカル指標A | 移動平均線 |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | 移動平均線 |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 5
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 5
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | Close>A |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A>=Close |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | B<C |
テクニカル指標A | 移動平均線 |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | 移動平均線 |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 5
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 5
|
パラボリックSAR
パラボリックSARの条件を指定する場合、MT5では6つ、MT4では5つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 0.02, 0.2, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 0.02, 0.2, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
パラボリックSARの加速係数のサイズを入力します。デフォルトは「0.02」です。
パラボリックSARの加速係数の最大値を入力します。デフォルトは「0.2」です。
パラボリックSARはラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
テクニカル指標の値同士を比較して判定を行うサンプル設定
テクニカル指標の値同士を比較し、その結果を判定条件に加えるサンプル設定です。
パラボリックの位置が上から下に反転し、かつ期間240の移動平均線を終値で上回ったときに買いエントリーをし、現在レートがパラボリックにタッチするか、期間240の移動平均線を終値で下回ったときに決済(イグジット)をしたい場合、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:シフト0のパラボリック
- テクニカル指標B:シフト1のパラボリック
- テクニカル指標C:シフト0の移動平均線

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | B>Close |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | A<Close |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | Close>C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | OR |
条件式4 | Close<A |
条件式5対象 | 決済 |
AND/OR(条件式5) | OR |
条件式5 | Close<C |
テクニカル指標A | パラボリックSAR |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0
(MT5)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 0
|
テクニカル指標B | パラボリックSAR |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 0.02, 0.2, 1
(MT5)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | B>Close |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | A<Close |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | Close>C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | OR |
条件式4 | Close<A |
条件式5対象 | 決済 |
AND/OR(条件式5) | OR |
条件式5 | Close<C |
テクニカル指標A | パラボリックSAR |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0
(MT5)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 0
|
テクニカル指標B | パラボリックSAR |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 0.02, 0.2, 1
(MT5)NULL, 0, 0.02, 0.2, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
ATR
ATRの条件を指定する場合、MT5では5つ、MT4では4つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 5つ | NULL, 0, 14, 0, 0 |
MT4 | 4つ | NULL, 0, 14, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 5つ | NULL, 0, 14, 0, 0 |
MT4 | 4つ | NULL, 0, 14, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
ATRを算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
ATRはラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
決済条件を付与するサンプル設定
エントリーだけではなく、決済の条件も付与するサンプル設定です。
ATRが指定した数値以上になった際、その数値に応じてエントリーや決済を行いたい場合は、以下のように設定してください。

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>=0.15 |
条件式2対象 | 決済 |
AND/OR(条件式2) | OR |
条件式2 | A>=0.25 |
テクニカル指標A | ATR |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 0, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>=0.15 |
条件式2対象 | 決済 |
AND/OR(条件式2) | OR |
条件式2 | A>=0.25 |
テクニカル指標A | ATR |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 0, 0
|
CCI
CCIの条件を指定する場合、MT5では6つ、MT4では5つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 6, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 6, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 6, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 6, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
CCIを算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
CCIの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
CCIはラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
テクニカル指標の値と基準値を比較して判定を行うサンプル設定
テクニカル指標の値が、設定した基準値を上回るか下回ることを判定条件に加える設定サンプルです。
CCIが100を上回り、かつCCIが直近の足(シフト1とシフト2)で上向きだったときに買いエントリーを行い、CCIが100を下回り、かつCCIが直近の足(シフト1とシフト2)で下向きだったときに決済するには、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:シフト0のCCI
- テクニカル指標B:シフト1のCCI
- テクニカル指標C:シフト2のCCI

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>100 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A<100 |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | B<C |
テクニカル指標A | CCI |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | CCI |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | CCI |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 2
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 2
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>100 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | A<100 |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | B<C |
テクニカル指標A | CCI |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | CCI |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | CCI |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 2
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 2
|
MACD
MACDの条件を指定する場合、MT4/MT5ともに8つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |
MT4 | 8つ | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 8つ | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |
MT4 | 8つ | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
短期移動平均線を算出する期間を入力します。デフォルトは「12」です。
長期移動平均線を算出する期間を入力します。デフォルトは「26」です。
シグナルを算出する期間を入力します。デフォルトは「9」です。
MACDの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
2種類あるMACDの数値のうち、どの数値を使用するかを指定します。0か1を入力してください。
・0:MACD(メインライン)
・1:シグナルライン
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
MACDの2つのラインを条件に利用するサンプル設定
MACDの2つのラインを条件として利用するサンプル設定です。ここで紹介する例では、MACDのMACD(メインライン)とシグナルラインを利用します。
MACDヒストグラムが0より上であり、かつMACDヒストグラムが直近の足(シフト2とシフト3)で上昇基調ならエントリーを行い、MACDヒストグラムが0以下であり、かつMACDヒストグラムが直近の足(シフト2とシフト3)で下降基調なら決済を行う場合は、以下のような設定を行います。

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>0 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | B<C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | A<0 |
テクニカル指標A | MACD |
テクニカル指標A設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |
テクニカル指標B | MACD |
テクニカル指標B設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 2 |
テクニカル指標C | MACD |
テクニカル指標C設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 3 |
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>0 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B>C |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | B<C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | A<0 |
テクニカル指標A | MACD |
テクニカル指標A設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 0 |
テクニカル指標B | MACD |
テクニカル指標B設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 2 |
テクニカル指標C | MACD |
テクニカル指標C設定 | NULL, 0, 12, 26, 9, 1, 0, 3 |
モメンタム
モメンタムの条件を指定する場合、MT5では6つ、MT4では5つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 1, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 1, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
モメンタムを算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
モメンタムの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
モメンタムはラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
異なるテクニカル指標を組み合わせるサンプル設定
異なるテクニカル指標を組み合わせるサンプル設定です。ここで紹介する例では、モメンタムと移動平均線を利用します。
期間40のモメンタムが100を上回り、かつ現在価格が期間240の単純移動平均線(SMA)を上回った場合にエントリーを行い、モメンタムが直近の足(シフト1とシフト5を比較)で下落基調、かつ現在価格が期間240の単純移動平均線(SMA)を下回った場合に決済するには、以下のように設定してください。
- テクニカル指標A:シフト0のモメンタム
- テクニカル指標B:シフト1のモメンタム
- テクニカル指標C:シフト2のモメンタム
- テクニカル指標D:シフト0の移動平均線

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>100 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | Close>D |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | B<C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | Close<D |
テクニカル指標A | モメンタム |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | モメンタム |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 2
|
テクニカル指標C | モメンタム |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 5
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 5
|
テクニカル指標D | 移動平均線 |
テクニカル指標D設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A>100 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | Close>D |
条件式3対象 | 決済 |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | B<C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | Close<D |
テクニカル指標A | モメンタム |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | モメンタム |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 2
|
テクニカル指標C | モメンタム |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 40, 1, 5
(MT5)NULL, 0, 40, 1, 0, 5
|
テクニカル指標D | 移動平均線 |
テクニカル指標D設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
RSI
RSIの条件を指定する場合、MT5では6つ、MT4では5つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 1, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 6つ | NULL, 0, 14, 1, 0, 0 |
MT4 | 5つ | NULL, 0, 14, 1, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
RSIを算出する期間を入力します。デフォルトは「14」です。
RSIの計算に使用する価格を、下記のいずれかから指定してください。
1:終値
2:始値
3:高値
4:安値
5:(高値+安値)÷2
6:(高値+安値+終値)÷3
7:(高値+安値+終値×2)÷4
RSIはラインが1本のため、モードは存在しません。MT5の場合のみ、便宜上「0」を入力します。
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
*2MT5でのみ入力が必要な項目です。
テクニカル指標の値が基準値を跨いだかどうか判定に加えるサンプル設定
テクニカル指標の数値が、指定した数値を下から上へ跨いだかどうかを、判定条件として加える設定サンプルです。
現在足の一つ前の足(シフト1)で30未満だったRSIの数値が現在足で30以上になり、かつ期間240の単純移動平均線(SMA)を終値で上回った場合に買いエントリーをし、RSIの数値が50以上、または期間240の移動平均線(SMA)を終値で下回った場合に決済するには、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:シフト0のRSI
- テクニカル指標B:シフト1のRSI
- テクニカル指標C:シフト0の移動平均線

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | B<30 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | A>=30 |
条件式3対象 | エントリー |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | Close>C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | OR |
条件式4 | 50<=A |
条件式5対象 | 決済 |
AND/OR(条件式5) | OR |
条件式5 | Close<C |
テクニカル指標A | RSI |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | RSI |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | B<30 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | A>=30 |
条件式3対象 | エントリー |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | Close>C |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | OR |
条件式4 | 50<=A |
条件式5対象 | 決済 |
AND/OR(条件式5) | OR |
条件式5 | Close<C |
テクニカル指標A | RSI |
テクニカル指標A設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 0
|
テクニカル指標B | RSI |
テクニカル指標B設定 |
(MT4)NULL, 0, 14, 1, 1
(MT5)NULL, 0, 14, 1, 0, 1
|
テクニカル指標C | 移動平均線 |
テクニカル指標C設定 |
(MT4)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0
(MT5)NULL, 0, 240, 0, 0, 1, 0, 0
|
ストキャスティクス
ストキャスティクスの条件を指定する場合、MT4/MT5ともに9つの入力項目が必要です。
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 9つ | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |
MT4 | 9つ | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |
プラットフォーム | 入力項目 | 参考 |
MT5 | 9つ | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |
MT4 | 9つ | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |

「NULL」を入力します。プログラミング言語でインジケータを適用したチャートの銘柄を意味します。
「0」と入力すると、インジケータを適用したチャートの時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。*1
%Kを算出する期間を入力します。デフォルトは「5」です。
%Dを算出する期間を入力します。デフォルトは「3」です。
平滑化を行う期間を入力します。デフォルトは「3」です。
ストキャスティクスの計算で使用する平滑化(移動平均化)の種類を以下から指定します。
0:単純移動平均線
1:指数平滑移動平均線
2:平滑移動平均線
3:線形加重移動平均線
ストキャスティクスの算出に使用する価格を以下から指定します。
0:Low/High(高値/安値)
⑧ モード
2本あるストキャスティクスのラインのうち、どのラインの数値を使用するかを指定します。0~1の数値のうちいずれかを入力してください。
・0:%K(メインライン)
・1:%D(シグナルライン)
現在足から見て何本前のローソク足の数値を使用するかを入力します。現在足の場合は「0」、現在足より1本前の場合は「1」、現在足より2本前の場合は「2」と入力します。これ以上さかのぼった数値を指定することも可能です。
*1「0」の代わりに、「PERIOD_○○(H1等を入力)」またはこれに対応する数値を入力することも可能です。PERIOD_○○:「○○」部分に、M1、H1、D1など時間足の表記を入力すると、指定した時間足のテクニカル指標の数値を使用してサイン条件の判定を行います。
ストキャスティクスの2つのラインを条件に利用するサンプル設定
ストキャスティクスの2つのラインを条件に利用するサンプル設定です。
現在足のストキャスティクスのメインラインが20未満、シグナルラインが20未満、現在足の一つ前の足(シフト1)でメインラインがシグナルラインより上という3つの条件を満たした場合は買いエントリーを行い、シフト1でメインラインがシグナルラインより下の場合に決済(イグジット)を行いたい場合、以下のような設定を行います。
- テクニカル指標A:モード0・シフト0のストキャスティクス
- テクニカル指標B:モード1・シフト0のストキャスティクス
- テクニカル指標C:モード0・シフト1のストキャスティクス
- テクニカル指標D:モード1・シフト1のストキャスティクス

サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A<20 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B<20 |
条件式3対象 | エントリー |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | C>D |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | C<D |
テクニカル指標A | ストキャスティクス |
テクニカル指標A設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |
テクニカル指標B | ストキャスティクス |
テクニカル指標B設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 1, 0 |
テクニカル指標C | ストキャスティクス |
テクニカル指標C設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 1 |
テクニカル指標D | ストキャスティクス |
テクニカル指標D設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 1, 1 |
サイン方向 | 買い |
条件式1対象 | エントリー |
AND/OR(条件式1) | AND |
条件式1 | A<20 |
条件式2対象 | エントリー |
AND/OR(条件式2) | AND |
条件式2 | B<20 |
条件式3対象 | エントリー |
AND/OR(条件式3) | AND |
条件式3 | C>D |
条件式4対象 | 決済 |
AND/OR(条件式4) | AND |
条件式4 | C<D |
テクニカル指標A | ストキャスティクス |
テクニカル指標A設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 0 |
テクニカル指標B | ストキャスティクス |
テクニカル指標B設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 1, 0 |
テクニカル指標C | ストキャスティクス |
テクニカル指標C設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 0, 1 |
テクニカル指標D | ストキャスティクス |
テクニカル指標D設定 | NULL, 0, 5, 3, 3, 0, 0, 1, 1 |