快適なトレード環境の提供は、流動性・俊敏性のある「オーダーインフラ」と、スケーラビリティーの高い「システムインフラ」が互いに融合してこそ実現します。FXONでは、高い流動性とAIによるディーリングという供給体制の「オーダーインフラ」の整備と同等の重要性を以て、お客様からの注文を正確かつ迅速に約定するための、「システムインフラ」の構築を行いました。
これにより、レイテンシー（遅れ）やリクオートを極限まで抑えたスピーディーなエクスキューションを実現しました。

世界主要地域にアクセスサーバを設置

レイテンシーを抑えるために、世界の主要地域に、トレーディングサーバへアクセスするためのフロントエンド（アクセスサーバ）を設置いたしました。アクセスサーバは、AWS（Amazon Web Services）のクラウド上に障害対策を行い設置され、アクセス元となる地域を瞬時に判断し、よりレイテンシーの少ないサーバへ接続されます。

トレーディングサーバは、英国ロンドンのEQUINIXデータセンター（LD4）とAWSのクラウド環境に、三重の障害対策を行い設置され、リクイディティープロバイダーのプライスサーバやブリッジサーバとダイレクト回線を接続しレイテンシーを極力抑えました。